【第1章】病院時代から感じていた“違和感”と「転職を考えた本当の理由」

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こんにちは!小野寺です!皆さんいかがお過ごしでしょうか?私の原点とも言える内容です。同じ事で悩んでいる人に届けば幸いです。

🩺 なんとなく違和感・・・

「患者さんのために」と毎日働いていたはずなのに、どこか心が追いつかない。
そんな“違和感”を抱えながら過ごした病院勤務の日々が、私にとってキャリアを見直すきっかけでした。
この記事では、理学療法士として7年間病院で働いて感じた“リアルな葛藤”と、「転職」という決断に至った本当の理由をお伝えします。

① 導入

医療職として働く中で、「このままでいいのか」と感じたことはありませんか?
一生懸命に目の前の患者さんと向き合っていても、忙しさに追われ、自分の成長が止まっている気がする瞬間がありました。

当時の私は、与えられた業務をこなすだけで精一杯。
それでも「患者さんの笑顔が見たい」という想いは変わりませんでした。
だからこそ、その想いと現実のギャップが自分を苦しめる要因になっていたのです。

この記事では、私が病院勤務時代に感じた「違和感」の正体と、
それをどう乗り越え、“自分らしい働き方”を模索するきっかけになったのかをお話しします。


② 背景・体験談

理学療法士としてのキャリアをスタートしたのは20代前半。
配属先は回復期リハビリ病棟で、先輩に必死でついていく日々でした。

最初の頃は「患者さんが歩けるようになった」「退院できた」といった成果が嬉しく、
“やりがい=結果”だと思っていました。

しかし、経験を重ねるうちに見えてきたのは現実の壁。
・残業が多く、家庭や自分の時間を持てない
・評価が「年功序列」で、努力が見えづらい
・「回復期→自宅復帰」の流れがルーティン化し、達成感が薄れていく

そんな日々の中で、心の中に小さな違和感が積もっていきました。
「この仕事は好き。でも、この働き方で10年後も笑えている自分が想像できない」

その気持ちを無視できなくなったのが、転職を考え始めた最初のサインでした。

💡ポイント:
違和感は“逃げたい気持ち”ではなく、“自分が大切にしたい価値観”に気づくサイン。


③ 違和感の正体と考え方

私が抱えていた違和感は、突き詰めると「理学療法士としての仕事」よりも
“働き方のあり方”にありました。

ここでは、その主な要因を3つに分けて整理します。

🧩 ① 成果が見えにくい評価構造

病院では「経験年数」「役職」「勤続年数」が重視され、
若手の意欲や創意工夫が反映されにくい環境でした。
頑張っても給料はほぼ横ばい。
「このまま10年経っても、同じ景色を見ているのでは…?」という不安がありました。

🌱 ② 患者さんの“その先”を見られないもどかしさ

退院をゴールに設定するため、患者さんがその後どう過ごしているか知る機会はほぼありません。
「社会でどう生きるか」まで関われないことが、私にとって物足りなさに感じていました。

⏰ ③ 働き方の自由度が低い

シフト・会議・休日出勤…
プライベートの時間を削って仕事を優先するのが当たり前。
「仕事中心の人生で本当にいいのか?」という疑問が生まれました。

💡ポイント:
「違和感」は、キャリアの方向性を見直す“最初のきっかけ”。
焦って結論を出す必要はありません。自分の中にある「大事にしたい軸」を言語化していくことが第一歩です。


④ 他の選択肢との比較

転職や働き方を見直すとき、多くの人は「辞める=逃げ」と感じがちです。
しかし、私は“環境を変える=自分を取り戻す行動”だと考えています。

実際、同僚の中には「異動」「資格取得」「副業」など、
それぞれの形で“自分の違和感”に向き合っている人もいました。

つまり、大切なのは「辞めるか続けるか」ではなく、
“自分にとって納得できる選択”をすること。

私の場合は、病院という組織の中で理学療法士を続けるよりも、
「子ども支援」や「個人発信」といった新しい形に興味を持ちました。
それが、次章で紹介する「放課後デイサービス」への転職につながっていきます。


⑤ まとめ

今回の記事で伝えたいことは3つです。

1️⃣ 違和感は“自分を変えるサイン”
2️⃣ 辞める=逃げではなく、“自分の軸を守る選択”
3️⃣ 環境を変えることで、見える景色も変わる

当時は不安も大きかったですが、
今振り返ると「立ち止まる勇気」を持ったことが、
その後のキャリアを前向きに捉える第一歩になりました。

これを読んでいるあなたが今、少しでも“違和感”を抱えているなら――
それは、次のステージへ進むための準備が始まっている証拠かもしれません。


🧭 要点

理学療法士として病院勤務を続ける中で感じた“違和感”の正体とは?
キャリアの方向性に悩む医療職へ、自分の軸を取り戻すヒントを紹介します。

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この記事を書いた人

理学療法士 × FP × 2児のパパ。
働き方・お金・暮らしを“自分らしく整える”をテーマに発信中。

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