【第3章】放課後デイで得た“気づき”と“迷い”の1年 子ども支援で得た学び+「続けることの難しさ」

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目次

1️⃣ 導入

理学療法士として病院勤務を続ける中で、「このままでいいのか」と感じたことはありませんか? 私自身、7年間病院で働いたのち、放課後等デイサービスへと転職しました。 今回は、転職後に見えた“新しい景色”と、そこから感じた学びや今後の展望について、リアルな経験をもとにお話ししていきます。


2️⃣ 背景・体験談

転職を決意した理由は、キャリアの停滞感と家庭との両立の難しさでした。 退職を考え始めてから数ヶ月、求人を見ながら「自分の価値観に合う働き方とは?」を模索する日々。 そんな中で出会ったのが、子ども支援を行う放課後等デイサービスでした。 初めは未経験の分野に不安もありましたが、「子どもの成長を支える仕事」という点に惹かれ、思い切って転職を決断しました。

3️⃣ 解説・ノウハウ|転職後に感じた3つの変化

🕊 ① 生活リズムが安定し、心にゆとりが生まれた

病院勤務の頃は早番・遅番・休日出勤が当たり前で、家庭との両立に苦労していました。 しかし、現在の職場では勤務時間が一定で、通勤時間も大幅に短縮。 「朝、子どもを保育園に送れる」ようになったのは大きな喜びでした。 小さな幸せを感じる時間が、仕事のモチベーションにもつながっています。

💰 ② 収入は減ったが、“働きやすさ”という価値を得た

収入面では病院時代よりもやや減少しました。 しかし、ストレスや拘束時間が減り、心の余裕が増えたことで、 「お金以上に得られたものがある」と感じています。

ポイント
給料だけで“仕事の価値”を判断しない。
心の充実度や家庭とのバランスも大切な報酬です。

👀 ③ 視野が広がり、他職種との協働の面白さを実感

保育士・児童指導員など、異なる専門職と一緒に働く中で、 「子どもの支援には多角的な視点が必要」ということを学びました。 病院という枠を越えた連携の中で、理学療法士としての観察力や安全管理の知識が活かせていると実感しています。 自分の子育てにも活かせる学びが多く、「人として成長している」と感じる瞬間も増えました。


4️⃣ 注意点・他との違い|スキルの活かし方と今後の選択

正直に言うと、病院で培った技術がそのまま使えるわけではありません。 対象が子どもに変われば、アプローチや関わり方もまったく異なります。 ですが、理学療法士として培った「身体の動きを見る力」「リスク管理の視点」は確実に役立っています。

一方で、収入や評価制度、キャリアパス医療機関ほど整っていない現実もあります。 そのため、「この職場で何を得たいか」を明確にして働くことが大切です。 今後は、児童発達支援管理責任者を目指すか、それともまったく別のキャリアを築くか、 自分自身の軸を持って選択していくつもりです。

💡ポイント:
転職はゴールではなく“スタート”。
新しい環境でどんな価値を生み出したいかを考えることで、働き方はもっと自由になります。


5️⃣ まとめ

今回の記事で伝えたいことは3つです。

  • ① 生活の安定が心の余裕をつくる
  • ② 給料以外の“働きやすさ”にも価値がある
  • ③ 違う環境に飛び込むことで視野が広がる

転職は勇気のいる決断です。 ですが、「変わること」もまた、成長の一部です。 もし今、あなたが働き方に迷っているなら、 その迷いこそが次のステップへのサインかもしれません。


🧭 要点

理学療法士から放課後デイサービスへ転職して感じた“働き方の変化”を紹介。 生活・収入・価値観がどう変わったのか?リアルな体験談から学べる記事です。

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この記事を書いた人

理学療法士 × FP × 2児のパパ。
働き方・お金・暮らしを“自分らしく整える”をテーマに発信中。

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