
こんにちは!『働き方と暮らしを整えるブログ』を運営している小野寺です。
毎日、仕事に育児に全力投球している30代パパのみなさん。本当にお疲れ様です!
私は理学療法士(PT)として身体の不調を整えるお手伝いをしつつ、FP2級の知識でお金の面からも「暮らしを整える」発信をしています。
突然ですが、みなさんは「健康診断」や「人間ドック」と聞いてどう感じますか?
「忙しいし、まだ30代だから大丈夫」「高いお金を払ってまで受ける必要あるのかな?」
特に私は、採血や胃カメラに対してかなりの恐怖心があり、「何事もありませんように…」と祈りながら後回しにしていたタイプです。
今回、堀江貴文さんの著書『予防医療 How Much?』を読み、学べるものがあったので記事にしてみました。
FPの視点から見ると、予防医療は単なる「出費」ではなく、「数千万円規模の損失を回避するための、最も利回りの良い投資」だったのです。

🌟 この記事を読むと得られる3つのメリット
・予防医療=高い」という思い込みが消え、最強の節約術であることがわかる
・倒れた時の「5000万円の損失(逸失利益)」の正体がわかり、自分事として危機感を持てる
・検査が怖い人でも始められる「郵送キット」などの具体的なアクションが見つかる

書籍概要:『予防医療 How Much?』
| タイトル | 予防医療 How Much?(ホリエモン新書) |
|---|---|
| 著者 | 堀江貴文(監修: 予防医療普及協会 ) |
| 出版日 | 2025年 |
| 出版社 | メディカルレビュー社 |
| ページ数 | 313 |
| 著者紹介 | 実業家。予防医療普及協会の理事を務める。がんや生活習慣病などの「防げる病」で命を落とす人をなくすため、多角的に啓発活動を行っている。 |
書籍目次
はじめに
第1章 健康診断・人間ドックと予防医療×お金
第2章 内視鏡検査と医療予防×お金
第3章 痛みのない乳がん検診と医療予防×お金
第4章 がんと予防医療×お金
第5章 総合診療医と医療予防×お金
第6章 ポリファーマシーの改善と予防医療×お金
第7章 ライフスタイルのマラソン化と予防医療×お金
第8章 VRリハビリと予防医療×お金
第9章 医療DXと予防医療×お金
おわりに
人間ドックは「お金の面でもお得」という事実
「人間ドックって数万円するし、高いよね」と二の足を踏んでいませんか?
本書では、40代・50代の男性を対象とした興味深い調査結果が紹介されています。
人間ドックを定期的に受けている人と、会社指定の健康診断のみの人を5年間追跡調査したところ、40代男性では人間ドック受診者の方が約14万円も累積医療費が安くなったというデータがあるのです。
早期発見で治療費は「6分の1」になる
例えば胃がんの場合、驚くほどの差が出ます。

- 早期発見(内視鏡手術): 約5万6千円
- 進行がん(胃の全摘手術): 約33万7千円
実に6倍もの差です。これに加えて、入院期間が長引けば、その間の「働けない期間の収入減少」も発生します。FPとして言わせていただくと、この「見えないコスト」こそが家計にとって最大のダメージになります。
「検査が怖い」私たちが救われるピロリ菌対策
私が一番衝撃を受けた、そして救われたのが「ピロリ菌(※1)」の話です。※1 ピロリ菌:胃の粘膜に住み着き、胃がんの原因の90%に関係していると言われる細菌。
「胃がんは、ピロリ菌さえ除菌すれば防げる可能性が極めて高い」
そう知っていても、胃カメラが怖くて検査に行けない…というパパも多いはず(私もその一人です)。
しかし本書は、そんな私たちに朗報を教えてくれました。
ピロリ菌の有無は、「郵送の自己検査キット」でも調べられるのです。呼気(吐く息)や血液、便などで判定できます。

「ホリエモンから見れば、胃カメラを怖がるなんてナンセンス」かもしれませんが、私たち凡人にとってはこの「最初の一歩のハードルを低くしてくれる情報」こそが、命を救うきっかけになります。私も早速郵送キットを購入しましたので、後日レビューしますね!
後遺症で失う「5,000万円」の恐怖を避けろ
理学療法士として病院で働いていた時、脳卒中(脳梗塞や脳出血)で倒れた働き盛りの方を数多く見てきました。
身体のプロとして痛感するのは、失った機能を取り戻す大変さです。そして、本書はその大変さを「お金」の数値で突きつけてきます。
逸失利益(※2)という考え方
※2 逸失利益(いっしつりえき):もし病気にならなければ、将来得られたはずの収入のこと。

例えば、年収600万円の40歳の人が脳卒中で後遺症を負った場合、計算上、約5,000万円もの生涯賃金を失う可能性があるのです。これが「Value Based Medicine(価値に従った医療)」という考え方です。
数万円の人間ドックや数千円のピロリ菌検査を渋った結果、5,000万円を棒に振る。家計を守るFPの視点で見ても、これは明らかに「分の悪いギャンブル」だと言わざるを得ません。
30代パパが明日からできる、賢い「健康投資」術
本書を読んで、「よし、まずは安く賢く対策しよう!」と思ったあなたへ。具体的なアクションをまとめました。

- 職域の補助を確認する: 加入している健康保険組合によっては、人間ドックの補助金(2〜3万円など)が出る場合があります。
- 協会けんぽの「付加健診」: 40歳以上などの条件はありますが、安価で人間ドック並みの検査が受けられる制度があります。
- セルフメディケーション税制(※3)を活用: 人間ドックの領収書は、市販薬を買った時の所得控除を受けるための証明書になります。捨てずに保管しましょう。
※3 セルフメディケーション税制:健康診断を受けるなど「一定の取り組み」をしている人が、対象の市販薬を1万2千円を超えて買った場合、その超過分を所得から引ける制度。
今回の要点まとめ:整えるための3か条
・健康は「守り」ではなく「攻めの投資」: 早期発見は治療費を6分の1に抑え、生涯賃金を守る最強の戦略です。
・「検査が怖い」なら郵送キットから: 胃カメラを飛ばして、まずはピロリ菌除菌から。最初の一歩を下げましょう。
・自分の「基準値」を知る: 30代のうちに一度人間ドックを受け、身体の弱点を知ることで、その後の検査頻度を最適化できます。
まとめ:あなたの人生そのものが「逸失利益」にならないために
堀江さんは本書の最後で、「病気になれば、人生そのものが逸失利益になってしまう」と警鐘を鳴らしています。
私たち30代パパは、自分のことだけでなく、子供の成長やパートナーとの未来も背負っています。
一度立ち止まって(適応障害を経験して)分かったのは、健康でなければ「働き方」も「お金」も整えられないということです。
『予防医療 How Much?』を読んで、まずは自分の「身体の現在地」を知る勇気を持ってみませんか?
私もまずは、怖い胃カメラの前に、郵送キットでピロリ菌除菌から始めます!
一緒に、長く、元気に、賢く戦える身体を作っていきましょう!
【免責事項・最終確認のお願い】
本記事は、筆者の個人的な経験と見解に基づいて作成されています。投資や金融商品、疾病、税制に関する情報は、必ずご自身で公的機関や金融機関の最新情報をご確認ください。本記事は、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。投資判断および情報の利用は、すべて読者様ご自身の責任でお願いいたします。
※この記事の内容とは直接関係ありません。気になった方だけ後で読んでみてください。トップページにも漫画のバナーを貼っています!!
